女性の肌悩みNo.1のシミ。
出来てしまったシミを消したい!と思って美日スキンケアを続けているのに一向にシミが良くならない・・・・という方。
それはスキンケアの方法が間違っているからかもしれません。
実はシミは6種類もあり、それぞれに原因が異なるため、ケア方法も異なります!
間違ったケア方法では、シミを治すことも予防することもできません。
この記事では、それぞれのシミに有効な対策やケア方法を詳しくお伝えします。
シミの種類について詳しく知りたい方はこちら⇒シミの種類を知ろう!
1.老人性色素班の対策
顔にできるシミで最も多いとされるシミです。
過去に浴びた紫外線が原因となって時間の経過とともに現れるため、通常40歳前後から目立つことが多いといわれています。
ただし、紫外線を大量に浴びる機会が多かった人や紫外線対策を怠っていた人は、20代後半からシミとなって現れる場合もあります。
①紫外線対策
このタイプのシミに最も有効な対策は”紫外線対策”です。
一度できてしまったシミはなかなか治らないため、シミを作らないよう心掛けることがとても大切です。
紫外線は、紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)の2種類あります。
シミの原因となるのはUVAです。
シミの原因であるUVAは、冬でも夏の2分の1ほど降り注いでいます。
また、雨や曇りの日といった天気の悪い日でもUVAは降り注いでいるため、
1年を通して、天気の悪い日も紫外線対策をするよう心掛けましょう。
紫外線はシミをつくるだけでなく、コラーゲンやエラスチンを劣化・変形させるため、
シワやたるみの原因ともなりますので要注意です。
紫外線について詳しく知りたい方はこちら⇒紫外線とは?
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②紫外線を浴びた後のアフターケアをきちんとする
うっかり日焼けをしてしまったときアフターケアをきちんとするようにしましょう。
シミができるのは3日後といわれており、紫外線を浴びたあとの72時間のケアがとても大切です。
具体的なおすすめのアフターケア3つ。
1.冷やして保湿する
日焼けによるお肌の炎症は24時間が勝負です。
日焼けはやけどの一種なので、冷やす&保湿 がとても重要です。
しみるほどの日焼けではない場合は、美白成分の入ったフェイスマスクなどを使用して、火照りを抑えてよく保湿しましょう。
また、紫外線を浴びたことで水分も蒸発しているため、たっぷりと水分補給するようにしましょう。
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2.食事やサプリメントから効果的な栄養素を摂取する
シミを予防するためには、活性酸素を抑える栄養素を摂取することが有効です。
活性酸素とは紫外線やストレスなど、外的刺激によって発生する物質です。
活性酸素が大量に発生することでシミの原因となります。
シミができるメカニズムを知りたい方はこちら⇒メラニン生成のメカニズム
活性酸素を抑えるために有効な栄養素として有名なのは、
ビタミンA・C・E(エース)です。
ビタミンA・C・Eは、お互いにその効果を高め合う相乗効果があるので、同時に摂取するようにしましょう。
活性酸素を抑えるのに有効なサプリメントとして”飲む日焼け止め”があります。
飲む日焼け止めサプリとは、体内から紫外線を予防することを目的に作られたサプリメントです。
飲む日焼け止めには、活性酸素を抑制する効果があります
ただし、飲む日焼け止めサプリは商品によって配合されている成分が大きく異なります。
活性酸素を抑える効果がないものを選んでもシミに効果はないので、
効果の期待できる飲む日焼け止めを選ぶようにしましょう。
おすすめの飲む日焼け止めは【インナーパラソル16200forUV】です。
「インナーパラソル for UV」は、活性酸素を抑える他に、シミの原因となるメラニンを抑える効果や高い抗酸化作用があるため「シミ対策」にとても有効なサプリメントです。うっかり紫外線を浴びてしまったあとにも効果を発揮します。
現在、飲む日焼け止めは通信販売が主流です。
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3.睡眠をたっぷりとる
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、日中に受けた紫外線のダメージを回復してくれます。
十分に睡眠をとって、紫外線でダメージを受けた体の疲れを取るようにしましょう。
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この3つがおすすめの基本アフターケアになります。
③美白成分入りの化粧品を使う
美白成分にはシミを予防、または改善する効果があります。
シミを予防するために、スキンケアアイテムを美白成分の入ったものに切り替えましょう。
美白成分は、大きく分けて4つのタイプがあります。
タイプ1:情報伝達物質の働きをブロックするタイプ
タイプ2:メラニンの生成を抑制するタイプ
タイプ3:肌細胞へのメラニンの受け渡しを阻害するタイプ
タイプ4:できてしまったメラニンの還元するタイプ
引用:@コスメ
シミを予防としたい場合はどのタイプも有効ですが、
できてしまったシミを消したい、薄くしたいという方は、
タイプ4のメラニンを還元する美白成分(ビタミンC誘導体やハイドロキノンなど)を選びましょう。
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④ターンオーバーを促す
老人性色素班の対策としては、メラニンを作らないケアと同時に、
できてしまったメラニンをスムーズに排出することが大切です。
メラニンはシミの原因となる物質ですが、本来メラニンはシミにはならず、
肌のターンオーバー(生まれ変わり)によって肌の外へと排出されます。
しかし、ターンオーバーが乱れているとメラニンが肌に滞り蓄積され、シミとなってしまいます。
ターンオーバーが乱れる主な原因は、加齢やストレス、生活習慣の乱れによるものです。
ターンオーバーを正常化させ、メラニンをしっかりと排出するようにしましょう。
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2.肝斑の対策
肝斑は女性ホルモンの乱れが影響して発症するシミです。
そのため、肝斑対策は規則正しい睡眠やバランスの摂れた食事を心掛けることが大切です。
また、過度のストレスはホルモンバランスが乱れ、肝斑が濃くなることもあるので、
日ごろからストレスを溜めないように心掛けましょう。
肝斑のシミは老人性色素班のように、紫外線によるものではありません。
そのため、老人性色素班とは適した美白成分が異なります。
肝斑に有効な美白成分は2つあります。
①.ハイドロキノン
ハイドロキノンは「お肌の漂白剤」なんて呼ばれるほど、強力な成分です。
できてしまった肝斑を消すには、ハイドロキノンの力が有効です。
ただし、ハイドロキノンはその効果の高さと同時に、日光に当たらないようにしないといけないなど、
取り扱いが難しいという難点があります。
高い効果にはリスクが伴うのです。
しかし、近年の研究によってハイドロキノンの美白効果を保持したまま、難点やリスクを軽減した商品も開発せされています。
② トラネキサム酸
トラネキサム酸はアミノ酸の一種で抗炎症・抗アレルギー効果や止血効果を持ち、もともとは湿疹・じんましんの治療や出血を止める目的などで長く医療の現場で用いられてきた成分です。
1979年に肝斑の改善効果が報告されたことで、肝斑の治療としても使用されるようになりました。現在は、成分含有量に差はありますが、肝斑改善を目的にした薬をはじめ、シミ、そばかす治療のための内服薬、美白化粧水品などの多く配合されています。
肝斑対策にはさらに、ピーリングと合わせてケアすることで効果がUPします。
皮膚科では、グリコール酸によるケミカルピーリングが行われることがよくあります。
レーザー治療は、刺激が強いため肝斑の治療には不向きとされてきましたが、最近ではレーザー技術が発達し、肝斑の治療にも対応したレーザーが開発されてきました。
現在おすすめのレーザーは、メドライトC6のレーザートーニングで、肝斑の治療を可能にしたQスイッチヤグレーザーというレーザーの一種です。
非常に弱いパワーを均等に照射するレーザートーニングにより、シミの原因となるメラノサイトを活性化させずに、徐々に肝斑やシミを薄くします。
肝斑以外にも色素沈着やくすみ、開いた毛穴などにも効果的です。また、コラーゲンの生成を促す効果もありあります。
3.雀卵班(そばかす)の対策
そばかすは遺伝なので、スキンケアで解消することはできません。
ただし、紫外線を浴びることでそばかすが濃くなったり、後天的にそばかすが出来ることもあるので紫外線対策は必ずするようにしましょう。
また、喫煙や過度のアルコール摂取、食生活の乱れを改善することも大切です。
老人色素班と同様、食事やサプリメントからビタミンCやビタミンaなど、紫外線対策に有効な栄養素を摂取することも忘れないようにしましょう。
皮膚科での治療法としては、最も効果が高いのはレーザー治療です。
レーザー治療以外には、広範囲で光を当てるフォトフェイシャル(光療法)やトラネキサム酸を服用するなど、複数の治療法を組み合わせる方法もあります。
4.対称性真皮メラノサイト―シス(ADM)の対策
対称性真皮メラノサイト―シスは、シミではなくあざの一種です。
また、ADMは遺伝的要素が強い上に真皮層にあるため、スキンケアでは有効成分を届けることが出来ません。
ADMは皮膚の病気なので、対策としては皮膚科の治療を受ける以外に治すことはできません。
現在ADMに効果的だと言われている治療法は「Qスイッチレーザー」というレーザーのみです。
その中でも、メラニン色素に対して最も選択性の高いQスイッチルビレーザーはADMをキレイに治すのに効果的だといわれています。
5.脂漏性角化症の対策
シミがイボのように盛り上がってできた脂漏性角化症にも、紫外線対策は必要です。
老人色素班と同様の紫外線ケアやアフターケアを行うよう心がけましょう。
だたし、このタイプのシミは皮膚の構造そのものが変化してしまっているため、スキンケアでは改善はできません。皮膚科での専門的な治療が必要になります。
治療法としては、患部にレーザーを照射し、細胞組織を蒸散させて除去するレーザー治療や液体窒素による凍結療法、患部に電気メスを当てる電気焼灼治療、外科的切除術などがあります。
老人色素班の場合は保険は適用となりませんが、脂漏性角化症の場合は保険が適用となることもあるので病院で確認しましょう。
6.炎症性色素沈着の対策
通常のシミを比べて炎症性色素沈着は比較的な治りやすいと言われています。
また、できるだけ早くケアすることがとても大切です。
ニキビやかぶれなど肌トラブルが発生したときは、跡に残らないように早めに対策を心掛けましょう。
また、摩擦によっても色素沈着は起こるので、過度な力によるマッサージや顔や体を強く洗うことにも注意が必要です。
このタイプのシミには『美白化粧水』を使用するのが効果的です。
美白成分は、ビタミンC誘導体、アルブチン、コウジ酸、エラグ酸、ルシノール、トラネキサム酸、リンール酸、マグノリグナン、プラセンタエキス、ハイドロキノンなどが配合されたものが有効です。
この中で、特におすすめに美白成分は『ビタミンC誘導体』と『ハイドロキノン』です。
また、メラニンの排出をスムーズにするためにピーリングを行うのもよいでしょう。
美白化粧水やピーリングでも改善しない場合は、レーザー治療やフォトフェイシャルなどの方法でシミを消すことも可能です。