赤ちゃんも使える!肌に優しい日焼け止めってどうやって選ぶの?

肌への負担を少しでも減らしたい!

という方のために、肌への負担が少ない日焼け止めの選び方をご紹介します!

ポイントは、
・紫外線吸収剤不使用
・ノンケミカル処方
・強さの選び方

の3つです!

この記事でご紹介する日焼け止めは赤ちゃんにも使用できるほど肌に優しい日焼け止めです。また、最近ニュースになっているハワイの日焼け止め規制にも引っかからないの参考にしてみてください。

日焼け止めはなぜ紫外線を防げるのか?

日焼け止めには、
紫外線防御成分が配合されているため、
紫外線によるダメージからお肌を守ることができます。

紫外線防御成分は、
紫外線吸収剤
紫外線散乱剤
の2種類です。

この2つの紫外線防御成分はメカニズムが大きく異なります!

       

紫外線吸収剤のメカニズム

紫外線吸収剤は、
紫外線を一度吸収して化学反応によって熱へと変換し放出します。

紫外線吸収剤のメリットは、
無色透明のオイルだという点です!

配合量を増やしても色が付きにくいので白浮きしません。

そのため、日焼け止め度数の高いものに多く使用されています。

日本で販売されている日焼け止めのほとんどが、
紫外線吸収剤を使用しています。

【紫外線吸収剤のデメリットとは?】

紫外線吸収剤のデメリットは、

デメリット1:乾燥しやすい
デメリット2:刺激が心配
デメリット3:塗り直しが必要

という点です。

《 デメリット1:乾燥しやすい 》

光エネルギー(紫外線)
を熱エネルギーへと変換した際に、

皮膚の水分が蒸発し乾燥を招きます。

《 デメリット2:刺激が心配 》

紫外線吸収剤は、
光によって分解される性質があります。

分解される際に発生するエネルギーが刺激となる可能性があります。

そのため、敏感肌の人には向きません。

紫外線吸収剤を高配合した
日焼け止め指数の高い日焼け止めほど注意が必要です。

《 デメリット3:塗り直しが必要 》

光によって分解されてしまうため、
時間が経つごとに効果が弱まってしまいます。

そのため、塗り直しは必須です。

   

紫外線散乱剤のメカニズム

 

 

紫外線散乱剤は、
紫外線そのものを反射させて皮膚に届かないようにする成分です。

 

紫外線散乱剤に使用される成分は、
・酸化亜鉛
・酸化チタン

の2種類になります。

 

この2つの成分は白色の粉末です。

 


画像:酸化チタン

 

紫外線散乱剤は、
熱を放出したり、分解することがないので
刺激や乾燥の心配がありません。

そのため、赤ちゃんも使用できるような
低刺激の日焼け止めによく使用されます。

【紫外線散乱剤のデメリットとは?】

紫外線散乱剤のデメリットは、

デメリット1:白浮きしやすい
デメリット2:日焼け止め指数が低い

という点です。

《 デメリット1:白浮きしやすい 》

酸化亜鉛や酸化チタンは
白い粉なので配合量が増えるほど、

白浮きしやすくなります。

《 デメリット2:日焼け止め指数が低い 》

そのため、配合量を増やすことが難しく、
一般的にSPF30前後のものが多いです。

 

お肌に優しいのは紫外線散乱剤!

お肌に刺激の少ない日焼け止めを選ぶときは、

紫外線散乱剤

を選ぶようにしましょう!

紫外線散乱剤を使用している日焼け止めは、

◎紫外線吸収剤不使用
◎ノンケミカル処方

と記載されたものです!

 

ノンケミカル処方って何?

ケミカルとは、
英語でchemicalと言い化学物質のことを指します。

ノンケミカルとは化学物質を含まないものを指します。

ただし、
日焼け止めに記載されている

「ノンケミカル処方」とは、
紫外線吸収剤不使用のことを指します。

そのため、
ノンケミカルと書いているから

化学物質が含まれていないというわけではありません。

肌に負担を考えると日焼け止めの強さはどれがベスト?

紫外線はしっかり防ぎたいけど、
なるべくお肌に負担をかけたくない場合は、

どの強さの日焼け止めを選ぶのがベストなのでしょうか?

ベストな日焼け止めを選ぶために、
まずは紫外線と日焼け止めの読み方についておさらいしましょう!

紫外線の種類を知ろう!

お肌に重大なダメージを与える紫外線。

紫外線には、
◎紫外線A波(UVA)
◎紫外線B波(UVB)
◎紫外線C波(UVC)

の3種類があります。

《 UVAとは? 》

UVAは「光老化」を引き起こす大変恐ろしい紫外線です。

UVAは肌の深層部まで達するため、

◎コラーゲンを破壊する
◎エラスチンを破壊する
◎シミが増える

 

といった影響があります。

女性の肌悩みである、
シミ・しわ・たるみの原因となります。

《 UVBとは? 》

UVBは、地上に降り注ぐ紫外線全体の
わずか5%しかない紫外線です。

たった5%しかないにも関わらず、
人体への影響はUVBの方が危険です。

大変強力な紫外線で、
肌表面を炎症(やけど)させてしまいます。

肌が赤く腫れたり、黒く焼けたりするのはUVBの影響です!

《 UVCとは? 》

UVCは、紫外線の中で最も有害な紫外線です。

ただし、オゾン層によって遮られて地上に届くことはありません。

もし、UVCに当たってしまうと
短時間で遺伝子がボロボロに破壊されてしまう!
ともいわれています。

日焼け止めのSPFってなに?


画像:POLAのホワイティシモUVブロック ミルキーフルイド

日焼け止めには、
【SPF】【PA】という表記があります。

SPFとは、肌の色を変化させてしまう
強力な紫外線B波(UVB)を防いでくれる防御力(強さ)
を数値で表しています。

UVBから肌を守ってくれるSPFの効果は、

1SPF=約20分間

肌をUVBから守ってくれます。

画像のホワイティシモUVブロック ミルキーフルイドの場合
【 SPF30 】と表記されているので、

20分×30=600分

つまり、約10時間もお肌をUVBから守ってくれます。

(※日焼けが起こるまでの時間には個人差があります。
一般的には約15分から20分と言われています。)

国内で最も強力な数値は【 SPF50 】なので、

約20分×50=1000分

つまり、
約16時間40分、UVBから肌を守ってくれます。

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出典:肌らぶ http://hadalove.jp/sunscreen-choice-6879

PAってなに?

PAとは、肌の奥まで届く紫外線A波(UVA)から肌を守ってくれる数値の大きさを表しています。
UVAは肌のハリや弾力を奪うだけでなく、シミやしわの原因となる天敵中の天敵。
詳しくはこちら→肌の奥まで届く紫外線A波(UVA)とは?

PAの数値はPA+~PA++++の4段階で表されます。

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出典:資生堂グループ http://www.shiseidogroup.jp

UVAは通年を通して一定の量が降り注いでいるため、
冬であってもPA数値の高い日焼け止めを使用するのがキーポイント!

POLAのホワイティシモUVブロック ミルキーフルイドのように、
SPF30の普段使いでもPA+++の防御力があるものをおすすめします!

ちなみに、このホワイティシモUVブロック ミルキーフルイドはかなり優秀な商品です。
お肌に優しい低刺激処方なので、敏感肌の方やお子さんにも安心して使用していただけます。
ちなみに私も愛用中です♪

普段使いの日焼け止めはSPF30+++にしよう!

おすすめの肌に優しい日焼け止めはポーラの「ホワイティシモUVブロック ミルキーフルイド」

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