目の下のしわやほうれい線の深いしわをすぐに消す方法

今回は美容クリニックや、美容外科で行われている『ヒアルロン酸注射』について詳しく説明します。

1.ヒアルロン酸注射とは?

ヒアルロン酸注射とは、目の下、ゴルゴライン、マリオネットライン、涙袋、額、唇などにヒアルロン酸を注入することでしわを改善する治療法です。
また、種類によっては保湿力がアップし、肌のキメが細かくなったり凸凹が解消され美肌効果も期待でき、「プチ整形」とも呼ばれています。

その安全性は折り紙付きで、
もともと体内にある成分ですので副作用の心配はほどんどありません。

最近では、ヒアルロン酸注射に使うヒアルロン酸の種類が増え、さまざまなニーズに合わせた施術が可能になってきています。

メスを入れることもなく、ほうれい線を消すことができる上に、副作用のリスクも少なく、即効性があるため、とても人気のある美容医療です。
特に、ほうれい線治療にはヒアルロン酸注射の効果が出やすいことから、ポピュラーな方法になりつつあります。

ヒアルロン酸注射の最大のメリットは、『手軽さ』『即効性』でしょう。
メスを入れるわけではないので施術時間が短く、注入自体は5分~10分程度で終わります。
ほんの少量ですぐに効果が現れ、美容整形にありがちな術後の腫れなどもほとんどありません。
術後すぐにメークすることも可能です。
施術当日からすぐにほうれい線が気にならなくなるほどの『即効性』があります。

ヒアルロン酸の保湿力は非常に優れていますが、塗ったり、食べたりしただけではお肌の真皮まではヒアルロン酸はなかなか届きません。

唯一、ヒアルロン酸を真皮まで届ける方法が、『ヒアルロン酸注射』です。
現在あるさまざまな美容法の中 で、ほうれい線対策としては最も効果のある方法といえます。

  

ヒアルロン酸注射って大体いくら???

料金はクリニックによってまちまちですが、注射1本で4~6万円程度のところが多いようです。
深いほうれい線の場合は2本分の料金になりますから、8~12万円程度と高額になりますが、
それでほうれい線が消えるなら、高価な美容品を使い続けるよりは、効率的で安いのかもしれません。

2.ヒアルロン酸注射のデメリットは?

まるで魔法のような効果を発揮する「ヒアルロン酸注射」ですが、
もちろんデメリットもあります。

それは『持続性』です。

ヒアルロン酸は私たちの身体にもともとある成分なので、いずれは、皮膚の下に注入したヒアルロン酸は徐々に身体の中に吸収されていきます。
最終的には吸収されてなくなってしまうので、またほうれい線が目立ち始めます。
つまり、永久的な効果はなく、ヒアルロン酸の定期的な注入が必要となります。

効果の持続期間はほうれい線の深さなど個人差がありますが、

目安としては、約3ヶ月~12ヶ月です。

ほうれい線が薄ければ1年近くキープできる方もいますが、
おおむね3ヶ月程度に一度は定期的に、ヒアルロン酸注射をすることをクリニックではおすすめしているようです。

そもそも、ここで忘れてはいけないのが、ヒアルロン酸を注入することでふっくら見せているだけで、たるみそのものを改善しているわけではなく、ほうれい線自体がなくなるわけではないということです。

中には長期にわたって効果が持続するというヒアルロン酸の種類もあるのですが、そういったものは体内に吸収されない成分が含まれていることがあります。

人によってはアレルギーを起こしたり、腫れの原因になることもありますから、どのような種類のヒアルロン酸を使うのか、ということが大事になってきます。

また、料金が安すぎる場合も注意が必要です。
実は胸部用のヒアルロン酸の方が、顔用のヒアルロン酸に比べて安いです。

そのため、顔に胸部用のヒアルロン酸を注入するクリニックもあります。しかし、ヒアルロン酸の種類が違うため「しこり」になってしまうケースもあります。

通常の施術でも、ヒアルロン酸を注入して理想の表情をつくるには、医師の熟練した技術が必要です。

ほんの少しの量の違いで逆にたるみが目立ってしまったり、皮膚が凸凹になってしまったりすることもないわけではありません。

また、施術の失敗でヒアルロン酸が動脈に入り込んでしまうと、血管を詰まらせてしまうというリスクもあります。

ヒアルロン酸注射を試すのであれば、症例数の多い、熟練した技術を持った医師に行ってもらうことと、事前にしっかり相談をし、失敗のないようにヒアルロン酸の種類や起こりうるリスクについてしっかり納得した上で行うことが大切でしょう。

  

3.オプション料金を確認しよう

ヒアルロン酸注射には、いくつかオプションがあります。

    
        
  1. 麻酔を使う
    麻酔には表面麻酔と笑気ガスなどがあります。
    これらの麻酔は別途費用がかかることがあります。
    およそ2000円~3000円程度です。     
  2.     
  3. 内出血しにくい針を使う
    通常の針と比べて、先が尖っていない針を使用することで内出血を予防することができます。
    この針にも別途費用がかかる場合 があります。
    およそ3000円~10000円と料金に開きがあります。
  4.     

ヒアルロン酸注射を受けるときは、オプション料金も考慮して検討しましょう。

まとめ

ヒアルロン酸注射は『安全』かつ『即効性』があり、とても『手軽』にできる美容医療です。
しかし、決して安くはないのでヒアルロン酸の持続力を考えるとなかなか続けるのは難しいところ。

でも、そのデメリットを逆手にとって『ここぞというシーン』のためにお試しでやってみるのはいいかもしれません。
例えば・・・
同窓会で久しぶりに友達で集まる!とか。
結婚式に向けての「ブライダルケア」として。
または、家族写真を撮るときなど。

写真は一生残るものですし、結婚式も一生に一度ですし、同窓会もそう頻繁にあるものではないので、そんな『ここぞ!』というときに試してみるのはいかがでしょうか。

いずれにせよ、きちんと実績と技術のあるクリニックを選ぶことは必須です!