アルブチンとは?美白成分「アルブチン」の効果をわかりやすく解説!

アルブチンとは、1989年に厚生労働省が正式に認めた美白成分です。
現在では様々な化粧品に含まれ、皮膚科で処方されることもあるほど、安全性も効果もお墨付きのアルブチン。

①主にシミの予防
②既にできてしまったシミの悪化(今以上に濃くなること)を防ぐ
が期待できます。

一言にアルブチンと言っても 、αーアルブチンとβーアルブチンがありますが、
簡単に言ってしまえば、

『 αーアルブチン』=人工的に作られたアルブチン

『βーアルブチン』=自然由来のアルブチン
です。

βーアルブチンよりもαーアルブチンの方が約10倍シミ対策に効果が高いと言われています。
そしてαーアルブチンの方がアレルギー反応も出にくいと言われています。
購入の際はαーアルブチンを含んだ商品の方がオススメです。

また安全性については国も認めているわけですから、安心して使うことができます。
もしアルブチンで副作用が出たら、厚生労働省にクレームを入れて、国から損害賠償を
むしり取ってやろうと私は思っています。
そんなアルブチンの効能を理解するためには、一度『シミ』について理解する必要があります。
そもそも、全女性の敵
『シミ!』
はなぜできるのか。

簡単に説明すると、、、
紫外線を浴びた肌は、防御反応で「チロシナーゼ」という酵素を出してしまいます。
また、肌にはもともと紫外線などから皮膚を守る「メラニン」というバリアが備わっています。

この「チロシナーゼ」が「メラニン」を酸化させて
 憎っくき「シミ」になるのです。
(メラニン単体はそんなに悪いヤツではなく、むしろ本来はお肌の味方です。)

健康な肌であれば新陳代謝(いわゆるお肌のターンオーバー)によってシミが出来てもすぐに排出されるのですが、
生活の乱れや加齢などによって代謝機能が低下すると、うまく排出されず
『シミ!』
として肌に定着してしまうのです。

要は
『紫外線』✖️『メラニン』✖️『チロシナーゼ』=『シミ!!!』
ということです。

そして!
そしてこの『チロシナーゼ』の働きを抑える為に、科学者たちが三日三晩寝ずに開発した物質がアルブチン(αーアルブチン)なのです。

全世界の女性の救世主と言っても過言ではない
『 アルブチン 』
私のアルブチン。
なんだかとっても素敵な名前ね。
アルチン♪

更にアルブチンはビタミンCと併せて使用することで更に効果が高まります。
ビタミンCにはメラニンの生成を抑える働きがあるので、今あるシミが更に濃くなることを防いでくれるからです。
この『アルブチン』と『ビタミンC』を同時に摂取(吸収)することで、 「シミ撃退最強タッグ」を組めるわけです。
(とは言っても科学者さん達の間ではそんなこと常識のようで、ビタミンCも複合したアルブチン商品は多数あります。)

アルブチンについてまとめると
◎厚生労働省も認める安全性
◎シミの予防に効果あり
◎既にできてしまったシミの悪化(今以上に濃くなること)を防ぐ
◎ビタミンCと組み合わせると最高
◎名前が最高
ということです。

何事も予防と継続が大切です。
備えあれば憂いなし。
継続は力なり。
これは人生においても、美容においても基本なのかもしれませんね。

※既に出来てしまったシミを消すための成分ではないので、「シミを消したい!」という方は『ハイドロキノンについて』をご参照ください。